少しでもがんを小さくし、治れば治したいと思って週1回の抗がん剤治療のために一生懸命に通院した。そんな私に先生は治ると思わない方がよいと言われて私はがっくりきたことが何度かあった。私の頭の中から、がんいう言葉と死という言葉が離れない毎日だった。
診察室には10名くらい入っていたので、医師とのコミュニケーションの時間が短く、定期的検査も忘れられがちだった。医師が多勢を診ているので一人一人に気を使っていられないと言われたことで診察の曜日を変えて様子をみて、紹介状を書いてもらって転院し、現在通院している。
医師から患者をばかにした言葉を浴びせられて私は目が覚め、信頼できる医師に巡り会うまで探す決心をした。1か月の間に5件の病院を巡り、泣きながら本を読み七転八倒の思いで医師を探し求めた。インターネット等でこの病院ではこのような治療しているという情報を公表すべき。そのためは医師のランクづけも必要ではないか。
検査なしに触っただけでがんと診断され、乳房も取り、生存率まで聞いていないのに言われた。エコーの検査技師に笑いながら検査され、携帯の着信メロディまで院内でならしていた。私ががんと診断されたのを聞いてるのに。医者も技師もナースも最悪だった。自分たちはがんにならないと思ってるのだろうか、ならないとわからないのか。必要以上に優しくしろとは言っていないが、最低限のルールがあるし、人間失格だと思う。