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入院・退院・転院

入院の手続き・準備

入院する際、入院期間が何日くらいになるか不安だった。病室を何人部屋にするか、支払いがどのくらいになるか悩んだ。

子どもが小さかったので、自分が入院中の子どもへの対応(保育所の入所等)に苦労した。

介護が必要な家族がいて、入院する際、施設に預けなければならないのだが、入院日の決定が間際なので手続きができずに困った。

入院するまでの期間

手術のための入院を待つ間、手術そのものに対する不安、手術後の回復や健康の在り方に対する不安があった。

早期発見、早期治療と言われるがんの治療で、検査で入院が決まってから1か月以上入院を待たされた時はとても心配だった。

1か月近く手術を待たされ、倍々で増えていくように感じるがん細胞の恐怖で悩んだ。

入院中に関する思い

入院の際、プライバシーやコミュニケーションがわずらわしいので、個室、少人数の部屋を希望したいが、金銭の問題で悩む。

入院治療中、同室の人の悪い話が心に残り、自分は死ぬのではないかと落ち込んだ。抗がん剤治療中は髪が抜けるので誰も部屋に入れなかった。

手術の翌日でも動けて顔色もいい自分を見て、見舞いにきた友人がやつれていないとか、動きすぎとか自分たちのもっているがんのイメージだけで判断し、病人は病人らしくしろと言われた。元気であることを喜んで欲しかった。あまり見舞いに来られるのも迷惑だと感じた。

退院の時期

体力も気力もまだ自信がない状態で退院するように言われ、心細く、別の病院に転院し、4週間後に退院した。

再発の手術後、体調が思わしくなく治療や検査による痛みが不安だった。入院期間も予定よりだいぶ延びていたので治療も順調ではないようでとても不安を感じた。

手術後、傷跡から浸出液(排液)がでていたが、16日目で退院させられ心配だった。

転院に関する思い

再発部を発見しながら1年間経過観察して突然進行したと言われ、1週間以上家族と話し合い、診断への疑問から転院を決めた。再発後1年間の無治療での経過観察が非常に残念でならない。

病気の性質上なかなか転院しづらいが、医者との相性があわないことは、がんになったこと以上につらいものである。

1年後定年を迎え、地方に戻るが、地方でも東京での高度な治療が受けられるのか心配だ。

転院による影響

治療の継続にあたり、実家の近くに転院しなくてはならなくなり、主人の転勤、子どもの転校など、生活が変わることが不安だった。